2025/11/29

本能で危険を察知

2025年も終わりに近づき、年末年始の新しい年を迎える動きが活発です。

そのような中、半永久的に時間が止まっている存在たちに関わるエピソードをご紹介したいと思います。
私がこの世界で担当している範囲には、今生きている皆さんの死後や、次の生命のかたちに関わるものも含まれています。
あなた自身やお知り合いが、どのような世界で生きることになるのか、ほんの一部、事例をお見せすることになると思います。

今回は数回に分けて進めます。

初回は私が一人でいる時に、本能的にとっていた行動のみをお話しします。
今回の記事のタイトルは「本能で危険を察知」です。

あなたは私がとった、他者には奇行にしか見えない行動の意味を、本能で、あるいは直観によって、瞬間的に全貌を理解することができるでしょうか。

私が経験させていただける物事は、大概1パターン1回ずつです。
これは1回で理解や解決まで到達できるためですが、恐らく一般の経験者よりも様々なパターンを経験させていただいています。


※要注意※
私の話しに触れることができる全ての方への要注意事項は、霊的な領域にマニュアルは通用しないということです。
簡単に明白に表現しますと経験上言えることは「何でもあり」ということです。
私の経験したパターンは、あくまで個別の事象に対する、その時々の対応であり、同じような事象への見本や提案、ヒントや教えではないことをご理解の上、お読みください。
これは技術や知識、方法を教える事を目的としておりません。
例えば、公開されている複数の除霊方法を実践したり、幽体離脱を試みた結果として、悪化して手に負えなくなった事例を見てきました。
絶対に遊び半分や、知的好奇心を満たすために真似したりはしないでください。
また、無責任に他者に試させるようなことも、自制してください。
私のところでは霊的なご相談は承っておりません。
人間がふざけたり、試したりしていることは理解され、それに相応しいものしか得られません。
また私と同じような行動をとったことがある全ての人に、同じ事象が起きているとは全く限りません。
私のように理解と解決まで自力で辿り着いた場合を除き、本当にただの想像や妄想である場合もありますので、ご自身の実体験と似ている場合であっても、推論で話しに寄せるようなことはせず、慎重に理解を進めてください。


それではまずは、私が一人の時にとった奇行です。


[エピソード1]
私が小学生の頃、夜になって電気が必要になる全ての時間帯や、夜中に目が覚めてトイレに行く時にとっていた行動です。

出発点となる自分の居る部屋の電気を点け、目的地までの廊下の全ての電気を点け、駆け足で消しながら戻っていました。

よくある、暗さを怖がる子供の行動であり、一見、奇行とはみなされない行動です。
この頃の私は、肉体の器官で霊的なものは何も見聞きした経験はなく、特に家族から何かを聞いていたわけでもありません。

霊的な探求が進み、現在の私は、この家に訪問する時には、明るい時間であっても、この廊下、特に階段を足早に通ろうとします。
自然に通りますので奇行には見えません。

さて、私の行動の理由は何でしょうか?


[エピソード2]
私が成人する以前に、知人の小さな事務所でお留守番役をしていた時の事です。
私の役割は、事務所に人が居る状態にするためにそこに居ること、留守中の電話を受けること、事務所内の簡単な清掃、訪問者への御茶出しといった簡単なものです。
そこではほとんどの時間を一人で過ごすことになりましたが、時間帯は午前中から夕方位の明るい時間のみです。

ここで私が一人の時にとった奇行は3つ。

1つ目は、暇過ぎてテーブルに腕を乗せ、顔を伏せて仮眠をしていたが、完全に眠っていたのに急に顔を上げて後ろを振り返り、周りを見回しました。
私はこの時以降、この事務所では一人で居る間も、一度も眠っていません。
顔を伏せるということも、していなかったと思います。

2つ目は、小さな事務所ですので小さなホウキを使って掃除をしていました。
ほぼ毎日、事務所全体を掃除していましたが、掃除の初日にある扉のドアノブを回そうと握りましたが、開けるのをやめました。
私はそれ以降、事務所に通っている間、その扉を開けることも、ドアノブに触れることもしませんでした。

3つ目は、事務所はドア付きのパーテーションが2つあり、部屋が区切られていました。
2つ目の先述した扉は、パーテーションではなく、元々ある扉で、扉の奥にはスペースがあります。
それとは別に、パーテーションのドアのうちの1つを開ける時だけ、事務所には私一人なのですが、ドアをノックし、失礼しますと声をかけ、入室する理由を述べ、失礼しましたと声をかけて出入りしていました。

事務所に通っていた後半は、事務所に人が居る時間も増え、そのスペースを使用する人も居たため、自然に過ごすことができましたが、それでも一人の時にはこのような態度で最後まで過ごしました。

これら3つの行動をとっている時、私は肉眼では何も見えていませんし、何も聞こえてはいません。
そしてこの事務所に関する情報は一切知らずに、本能的に一人で勝手にとっていた行動です。
恐らく他者が見ていたら奇行でしょう。

さて、私の行動から何が推測できますか?


[エピソード3]
私が霊的な探求も進み、感覚も鋭くなってから住んでいた賃貸での奇行です。
そこに住んでから、5年程経過してからとり始めた行動です。
ここでは24時間、一人の時も、家族が居る時も、必ず行うようにしていましたし、家族にも同じようにするよう助言しました。

ある部屋に入る時は、手が入る程度に少しだけドアを開け、中は極力見ないように手だけを入れて電気を点けます。
部屋の中は見ないように視線をそらしたまま、電気が完全に点くのを待って、ドアを開けて入り、入室の目的を述べ、素早く目的を終わらせます。
出る時は、後ろを振り向かずに電気を消し、視線を自分の足元に落として、極力中は見ないように、扉を閉めて去ります。
その後も、その部屋のドアを開けたり、入る用事がある場合は、退室する際に後で入る事を述べてから去ります。

私は住んでから5年以上も経過してから、この時間がかかり、手間のかかる手順を必ず守るようにしていました。
これは私が考えた手順や態度であり、参考にしたものはありません。
この賃貸には7年程住んでいましたが、この部屋を出る当日まで、昼夜を問わず、このようにしていました。
集合住宅で光があまり入らない部屋でしたので、入室には電気が必要な部屋です。
ただ、薄暗い程度の時間帯であっても、この手順を守るために電気を点けていました。

さて、この行動にはどのような目的と効果があったでしょうか?


これら3つのエピソードは実際の出来事であり、私が実際に行っていたものです。
ご自身やお知り合いで、同じような行動をとっていた方がいらっしゃいましたか?
次回から1つずつ、詳細をお話ししていきます。
ちゃんと最後には明らかになりますので、推理してみてください。


※厳重注意※
私のエピソードに登場する建物は全て実在し、現存しています。
そして私の話しを見聞きしてきた方なら既にご理解されていらっしゃるとは思いますが、このお話しに関わる世界や存在といったものもまた、今も存在しています。
私が霊的な事柄のご相談をお受けしない最大の理由は、話しを聞いているだけ、あるいは一瞬意識を向けるだけで、対象や場所に繋がってしまったり、対象が来てしまったり、滞在してしまったりするからです。
私の専門分野でありながら承らないという選択をしている理由には、それなりの理由があります。

という専門家のとる態度と理由をご承知の上、推測なさってください。

「あなたが見る時、相手もあなたを見ます。」
実話の使用にリスクが伴うことは事実ですので、気を付けてくださいね。


それでは「本能で危険を察知」1回目、私がとった奇行を終わります。

あなたはどこまで、この世界を楽しめていますか?